コラム

ある栗原研学生の今週 コラムの目次に戻る

①卒業に必要な単位は修士1年のうちに取り終えたので、修士2年では単位の心配をすることなく自由に授業を取ることができます!私は栗原先生の「数理科学特論A」という授業を取っています。この授業ではGauss和やゼータ関数を使って円分体の性質を調べていきます。

②学部3年生の授業「数理解析同演習」のTA(Teaching Assistant)をしています。この授業は学生たちがkeynote(パワーポイントのようなもの)を使って1~2年時に習った基礎的な定理を説明するという、一風変わった面白い授業です。

③塾講師のバイトで小学生~高校生に数学を教えています。数理科では塾講師や家庭教師など「教える系」のバイトをしている人が多いです。また、教員免許を取って非常勤講師をしている人もいます。

④数理科学科名物の「数理コーヒータイム」では、先生と学生が一つの部屋に集まり、コーヒーを片手に歓談します。研究室や学年の枠を越えて、数学について語り合ったり、雑談で盛り上がったりできる貴重な時間です。

⑤栗原研では学部4年のゼミには研究室生全員が参加します。先生からはもちろん、博士や修士の先輩たちから発表に対する様々な指摘を受け、学部生は成長していきます。

⑥私が発表する修士2年のゼミの時間です。今は50桁前後の整数の中から素数を見つける効率的な方法について研究をしています。英語の本や論文を読むこともあるので大変ですが、素数の研究は以前からやりたいと思っていたので、とても楽しく研究をしています。

⑦栗原研でお昼に行きます。人数が多いので、食堂で席を確保するのが大変です。食事をとりながら、自分の研究についてアドバイスを頂いたり、先輩の研究の話を聞いたりします。最近は先生がお忙しいため、なかなか全員で行く機会はありませんが・・・。

⑧数理図書室(14棟5階)でバイトをしています。英語の本がほとんどで、数学に関する最新の雑誌もたくさんあります。けれどもバイト中は業務が忙しく、本を読む暇はありません。

※空き時間が多いように見えますが、空き時間は院生室で自分のゼミに向けて勉強をしています。

※B4…学部4年生のこと、M2…修士2年生のこと